免許【めんきょ】ってなんですか？

世の中には「免許」と名の付くものはいっぱいあるわよね。自動車の運転免許、医師免許、調理師免許・・・とかね。でも宅建試験でいう「免許」はそれらとは関係なくって、宅建業を行うための営業許可のことを指すのよ。

宅建業の「免許」って持っていると何ができるんでしょう？

ばかね、宅建業ができるにきまってるじゃない。まぁ、逆に言うと宅建業の免許を持っていないと宅建業をしてはいけないってことなんだけどね。

それって主任者証のことですか？合格したらもらえるんですよね？

ちがうわ！それは大きな誤解よ。初心者はかんちがいしやすいんだけどね、宅建試験に合格した後に取得できる「主任者証」はあくまで宅建主任者であることを証明するもの。宅建業の営業許可である「免許」とはまったく別のものよ。混同しないように注意してね。

えっ、ちがうんだ・・・。

主任者証は確かに自動車の運転免許証みたいなカードだけど、宅建業の「免許」はカードじゃないわ。賞状みたいな大きなサイズのものよ。

それに、そもそも宅建試験は不動産取引の専門家である「宅地建物取引主任者」を認定するための試験なの。宅建業の営業許可とは直接の関係はないのよ。

な、なるほど～・・。

あくまでも「免許」というのは宅建業(不動産業)の営業許可のこと。
「主任者証」と「免許」、
この２つは別物よ。混同しないように注意してね。

はーい、わかりました。

事務所に「宅建主任者」を設置することが「免許」の要件となっていますが、「宅地建物取引主任者証」と「免許」は直接の関係は一切ありません。完全に別のものです。

・「免許」とは、宅建業(不動産業)の営業許可のこと。

・「免許」が無いと宅建業を行うことはできない。

・「免許」と「宅地建物取引主任者証」はまったく別のものである。